<   2012年 06月 ( 1 )   > この月の画像一覧


-

ついに演奏にまで影響が出てくるようになってしまいました。
呼吸の乱れと吐き気と動悸と貧血が一気に押し寄せ、吹くのが凄く怖い。

今日もレッスンだったけど、先生の家につく直前から動悸が止まらなくなってきた。
ロングトーンも冷や汗ダラダラ。先生の言葉も上の空。
曲も、練習したのに頭の中は発作のことでいっぱいで吹くことには一切集中できず。
先生が手本で一生懸命吹いてくれても心にも耳にも染みてこない。
以前だったら体調が悪くてもレッスンに行けば晴れやかに馴れた。
吹いてるときだけは発作を忘れて夢中になれたのに。
先生の一言一言をちゃんと聞いて色んなものを吸収してかえって来れたのに。

今は楽器のことを考えるだけで胃が重くなり頭にカーッと血が上り、
不安な気持ちが、まるで黒い染みが広がっていくみたいに頭を支配していく。
唯一自信を持てる場所、唯一無心になれる場所までもが不安な場所に変わってしまった。

それでも先生はすごい。
私の音を聴いて、私の精神状態まで見抜いてくれた。

「音を聴いていると、今は曲を完成させたい、とかいうよりも、『とにかく楽器そのものを楽しく吹きたい』ていう思いで必死な感じに聴こえる。だから、今日は課題の曲はおいといて、もっと気楽に吹けるレベルのアンサンブルでもしない?」

といって二重奏の曲を出してくれた。すごいな。

さらに、帰りがけには5歳になる息子さんをなぜか部屋に呼んで、すこし私とお喋りをさせてくれた。
普段はレッスンの時は部屋には息子さんは入れないのに。
何かのセラピーだろうか。私が「最近楽器に対しても自信がなくて緊張癖もついちゃって怖いんですよねー」とちょっと濁しつつもSOSを出してしまったから、何か感じてくださったのだろうか。

ありがとうございます。情けないですけど、楽器の先生にまで甘えてしまって。


苦しい。とてつもなく苦しい。怖い。とにかく怖い。
どうして私はいつまでたっても立ち直れないんだ。これじゃあ子供も作れない。
夫にもいつか見限られる気がする。大切な母や、友人に心配や迷惑をかけ続ける。

でも。
だから私は闘っているんだ。周囲においていかれるのが怖いだけじゃなくて。
大切な人とか大好きなものをちゃんと守りたいから。
私の存在で笑って欲しいから。私の手で幸せにしたいから。いつか生まれてくるかもしれない子供のために既に今頑張っているんだ。今ちゃんと闘っているんだ。
弱いから苦しんでいるんじゃない。ちゃんと闘っているから苦しいんだ。
だから絶対負けちゃいけない。
病気と共存、てよく言うけれど、私はやっぱり勝ちたい。
乗り越えたよ、と母、友達、夫、未来の子供に笑顔で言いたい。
大好きな楽器に怯えるんじゃなくて、ちゃんとお礼がしたい。
今までどんな時でも支えてくれた楽器を今鳴らせてあげることができないことに、ちゃんと立ち向かいたい。
怖がるなんて楽器に失礼だ。大切な理解者、相棒なのに。
楽器はいつでも正直に私の話を聞いてくれてる。楽器が恐ろしいわけじゃない。
私が勝手に疑っているだけ。

明日からもう一度やり直さなくちゃ。
楽譜と楽器に真摯に向かい合って。本番の発作が怖いなら、せめて指を完璧に、暗譜を完璧にして
何かあっても体が覚えて反応できるくらいに。
「こんなに練習しても本番どうせ発作でなにも出来ないかも」
と考えてしまっていたけど。
だからこそ、やれるだけのことをやりきっておかないと、発作が起きたときに取り返しが付かなくなる。

闘わなくては。
大好きな人たちを守るために。大好きな楽器を幸せにするために。
[PR]

by pika_No1 | 2012-06-17 01:00
line

のらりくらり


by pika_No1
line